VDI
前回 に引き続き、「その後」シリーズです。今回も VDI つながりですが、普及の広がる Microsoft Skype for Business(略称 S4B。旧 Microsoft Lync)について。 記事にしたのはちょうど 3 年前。Interop や ShowNet を手伝いで幕張に通い、なぜか現地で Lyn…
ブログを始めてもうすぐ 7 年目に入ろうとしています。 Microsoft MVP を受賞したことをきっかけに始めたブログですので、今年も受賞すれば 7 年目ということになりそうです。 この間、私の仕事内容にさほど変化はありませんが、世の中のテクノロジーは進化…
みなさんは「AppLocker」をご存じでしょうか?Windows 7 あたりから搭載されている新機能で、Active Directory グループポリシーと連動し、実行可能な exe ファイルを AD ユーザーやグループなどの単位で統合的に制御することができる技術です。 @IT - Windo…
最近は連載記事や単著といった大物の執筆依頼はごめんなさいをしたり、代わりに優秀な方をご紹介させていただいております。軽めなご依頼についてはできるだけ頑張りたく、最近では、先日ご紹介させていただいた Mastering vSphere 5.5 の監修や、ここ7年く…
以前の記事「帯域遅延装置を簡単に作る」のとおり、VDI といったシンクライアントソリューションはネットワークの回線帯域・品質について左右されるソリューション。サーバーの設置場所としてデータセンターを借りている場合には回線の契約グレードが気にな…
(1) (2) プリセールスは、その営業活動の一環として商材の動作検証やデモンストレーションのために小さな環境を構築することが多々あります。 “デモセンター”といった自社のショールーム施設を活用できれば良いですが、様々な理由でそうもいかないケースもあ…
(1) (2) (3) 前回 の続きです。Linux 周りをカスタマイズしていきましょう。 CLI / GUI どちらのターミナルも、起動時は WANem シェルが動いています。exit2shell と叩くと通常の bash シェルに抜けることが可能です。WANem シェルに戻りたいときは wanem と…
(1) (2) (3) 前回 のとおり、tc qdisc + WANem フロントエンドは高機能、かつ精度の高い帯域制御を実現できます。 しかし、これを帯域制御「装置」として活用する場合は、使いづらい点がいくつかありますので、カスタマイズを加えていきたいと思います。内容…
(1) (2) (3)ご存じのとおり、VDI や BCP/DR はネットワークの帯域・回線品質に大きく左右されるソリューション。 本社オフィスであればリッチな専用線を契約しているかもしれませんが、拠点オフィスなどではフレッツ系などを利用しているケースも多々ありま…
前回 のつづきです。 VDA 概要編: (1) (2) VDA 対策編: (3) (4) VDA 動向編: (5) (6) (7) ライセンスコストを負担し続けなければならない VDA に対し、何年使っても 22,000 円の買い切り型で済む、Windows Server を一人一台占有する VDI。 夢のようなソリュ…
この Blog は技術系ブログのつもりなのですが、「VDA」という単語で訪れている方も多いらしい。 独り善がりなブログでは良くないですので、ニーズに応えて最近の VDA 話を2回にわたってご紹介したいと思います。 VDA 概要編: (1) (2) VDA 対策編: (3) (4) V…
先日、VDI を導入する際に最低限実施しておきたい SMB/CIFS 周りの最適化設定 をまとめました。"最低限" と書いた通り、Windows の SMB/CIFS にはたくさんのチューニング項目があります。 「こういったチューニングパラメーターはどこに載っているの?」とご…
VDI システムを恙なく構築するには、コモディティ化している仮想化スキルよりも、Windows OS をきちんと設定することの方が重要とつねづね感じています。「仮想化インフラと Windows のスキルセットは両立できないのが SI 現場の実態」ということなので、少…
(1) 概要編 (2) 設定編 (3) Tips 編 前回 の続きです。セットアップは非常に簡単なのですが、ずっと「Lync はローカルのオーディオ デバイスとビデオ デバイスを使おうとしています。」のままになり、緑マークが付かないといった状況になりがちです。 環境に…
(1) 概要編 (2) 設定編 (3) Tips 編 前回 の概説に続いて、Microsoft Lync VDI 2013 Plug-in の利用条件や設定時の注意事項について触れたいと思います。 Microsoft Lync VDI 2013 Plug-in に対応した VDI 製品 最初に、要件として、このプラグインを利用で…
(1) 概要編 (2) 設定編 (3) Tips 編 MS 高添さんのブログでも記事にしていただいたとおり、今日からの Interop に出展するにあたって VDI と Lync 両立をするデモ環境を構築しました。環境によっては設定のコツが要りますが、完成してみると非常に出来の良い…
SSD が非常に安くなりました。「SSD アップグレード無料キャンペーン!」なども目にするようになり、Ultrabook 効果も相まって家庭や企業の一般 PC でも SSD が広く普及しています。こうなってしまうと大変なのはユーザーの期待値。「いま検討中の VDI は、…
(1) プロトコルと CPU の進化(2) Windows Server 2012 Windows Server 2012 において、「ストレージ」は Hyper-V の次に大きく機能強化されていますが、今回のテーマである「ファイルサーバー」と「性能」に関係するのは次の3点。 SMB 3.0(RDMA 対応を含む…
(1) プロトコルと CPU の進化(2) Windows Server 2012 従来、グループ間の共有やバックアップなど Tier2 以降、つまり "倉庫" 的な使い方が多かったファイルサーバー(NAS)ですが、最近は VDI でプロファイル・リダイレクト先として利用されるなど、Tier1 …
Windows 8 や Windows Server 2012 のリリースに合わせて、従来の Windows 7 / Windows Server 2008 R2 向けの RDP 8.0 更新プログラムがリリースされました。従来の流れで、接続ツール *1 部分のアップデートだと思っていたのですが、今回はこれまでとは異…
Hyper-V 環境でメモリをオーバーコミットしたり、融通し合って有効利用できる非常に便利な Dynamic Memory ですが、忘れがちなのがサポートするゲスト OS です。 RTM まで公開されている Windows Server 2012*1 と Windows 8 を除くと、下記のとおりになって…
以前の「vSphere Client を英語表示に切り替える」という記事に似ていますが、今回は VDI の接続ツールの話です。グローバルに展開している企業では、業務アプリケーションの互換性を理由に、英語配列キーボードだったり、英語版 Windows だったり、MUI を当…
VDI で利用するアクセス端末は、これまで Windows Embedded や Linux ベースといったシンクライアント専用機が主流でした。しかし、最近は ASIC 稼働の「ゼロクライアント」や VDA 回避 のために WinTPC を使った FATPC のシンクライアント化が急速に増えて…
(1) (2)前回に引き続き、VDI 向けの Windows OS 最適化の話です。今回は、ユーザーの体感を大きく左右する「Windows の視覚効果」と、その一元管理の方法について触れたいと思います。 Windows の視覚効果 Windows の視覚効果とは、おなじみの次の画面のこと…
(1) (2)以前書いた仮想化の BIOS 設定関連の記事(1, 2)が意外と評判よかったので、気を良くしてゲスト内部、つまり Windows OS の VDI 最適化について Tips を綴ってみようと思います。 Windows 7 前提です。 マニュアルに記載されている内容は最低限実施…
前回 が好評だったこともあり、仮想化用サーバーで OS インストール前にチェックしておきたい BIOS 項目を挙げてみます。想定しているハイパーバイザーは、現行の Hyper-V 2.0 と VMware ESXi 5.0 です。*1 スクリーンショットは HP ProLiant サーバーのもの…
2年間で 50 社近くのお客様に VDI 導入を支援させていただきました。 私はプリセールスですので、実際の SI・構築作業は別の担当者に引き継ぐのですが、I/O 含めて精度高くサイジングしたにもかかわらず、 「何かワンテンポ遅い」 「ファイルを開くのに 10 …
デスクトップ仮想化 (VDI) を提案する際、「1台の2ソケットサーバーにどれくらいのユーザーを詰めれば良いのか?」いわゆる “サイジング” が非常に迷うところです。VMware, Citrix の資料では下記のような記述があります。これによると、サイジングの肝は C…
ちょうど1年前に、本ブログで「Windows VDA」について記事を書いたのですが、VDA については @IT の連載などでもフィードバックが多いため今日現在の情報をまとめておきます。 VDA 概要編: (1) (2) VDA 対策編: (3) (4) VDA 動向編: (5) (6) (7) 必要なライ…
VDI の提案をしていると、タブレット端末の利用要望が多く感じます。一番多いのはもちろん iPad なのですが、安価な SA や Intune 契約で VDA ライセンスのコストダウンができる Windows タブレット (Slate PC) も人気です。スレート PC を利用する場合、指…