VMware
ファイルサーバー最適化 など、目的を忘れかけているこのブログですが、日々たくさんの方々に読んでいただいているおかげで、今年も VMware 社より「VMware vExpert 2013 - Evengelist」を受賞させていただきました!本当にありがとうございます。 VMware - …
なぜかメーカーの人間だけが異様に気にするGartner 社の格付け「Magic Quadrant」。 例年通り、今年も 6 月の終わりにx86 仮想化製品の 2013 年版が公開されました。2011 年版の記事は こちら2012 年版の記事は こちら 今年の格付け結果は... Gartner Magic …
vCenter Server は vCenter 通信や SDK 拡張など、内部通信にも SSL が使われますが、少し特殊な自己署名証明書のため「信頼されたルート証明機関」を使ったエラー回避が簡単にできません。 このまま運用もできるのですが、IE のバージョンやセキュリティ設…
私はサポート担当ではないので偏ったサンプリングかもしれませんが、昨年多かった問合せの1つが... ESXi にパッチを当ててリブートしたら、ネットワークに繋がらなくなって緊急事態!最近落ち着いたようにも思いますが、この原因がネットであることに気づい…
「一時的に英語表示に切り替える」シリーズ VMware View Client, Citrix Receiver VMware vSphere Client VMware vSphere Web Client KB にもある内容ですが、これまでせっかく書いてきたのでシリーズ化みたいな感じで書き留めておきます。 英語表記への切り…
(1) (2) (3) (4)まとめです。 SR-IOV の効果的なシナリオ 良いことばかり書いてしまいましたが、デメリットもあります。 vSphere 5.1 や KVM の SR-IOV はとてもピュアな実装です。色々手を加えている Hyper-V と違い、VF を割り当てた仮想マシンは vMotion …
(1) (2) (3) (4)VF を割り当てた仮想マシンを立ち上げましたら、最後にドライバを適用します。 ゲストへの VF ドライバの適用 VF NIC を割り当てた仮想マシンを立ち上げた直後のデバイスマネージャーです。 SR-IOV の VF は仮想化によるエミュレーションでは…
(1) (2) (3) (4)ハードウェア側で SR-IOV が有効になりましたら、次に ESXi 側の設定を行います。 設定手順は VMDirectPath I/O とほぼ一緒ですので、前回の最後にご紹介したSR-IOV と VMDirectPath I/O の関係 を思い出すと理解しやすいかもしれません。 ES…
(1) (2) (3) (4) 昨年、Windows Server 2012 Hyper-V におけるSR-IOV (Single Root IO Virtualization) の構築方法をご紹介しました。SR-IOV とは、通常ハイパーバイザー側にソフトウェア実装される「仮想スイッチ」機能を NIC の中に内蔵するという技術です…
製品選定にあたり、使う・使わないに関係なく機能・スペックを全て洗い出し比較する... 日本人がよく揶揄される「製品比較表」ですが、本当に中立と思えるものは残念ながらほとんど目にしません。個人の主観程度であればまだ良いですが、予想以上に売上を大…
飲み会で話題になったネタです。Windows Server 2008 あたりから様々な製品に広まった「複雑なパスワード」。 本番システムの構築では重要ですが、プリセールスはそれと違い、実機検証やデモ用にシステムを構築することが多くあります。 こういったケースで…
for vSphere 4.x (vimsh) for vSphere 5.0 (vicfg) for vSphere 5.1 (esxcli) 今年も VMware ホストのメンテナンスモードやシャットダウンをコマンドライン (CLI) から実行する方法にアップデートがあったようです。vSphere 5.0 では esxcli という新しい標…
ブログの更新が滞っています。。。 ここ1〜2ヶ月の週末は、ここ5年くらい恒例の「日経BP 仮想化大全」を書かせていただいていました。仮想化大全では、毎回「各社ハイパーバイザーの最新動向」と「VMware vSphere」について書き下ろしの形で執筆させてい…
※ ある vExpert の方に Twitter で教えていただきました。 下記の ESXi ホスト、Update がどこまで当たっているか分かりますか? 拡大: バージョン 5.0.0 なので 「5.0 Update なし」? ..... 正解は「5.0 Update1」です。 そんな感じで GUI ではバージョン…
以前の「vSphere Client を英語表示に切り替える」という記事に似ていますが、今回は VDI の接続ツールの話です。グローバルに展開している企業では、業務アプリケーションの互換性を理由に、英語配列キーボードだったり、英語版 Windows だったり、MUI を当…
ちょうど一年前 にも載せた、なぜかメーカーの人間だけが異様に気にする Gartner 社の格付け「Magic Quadrant」 x86 仮想化製品の 2012 年版が公開されました。 今年の格付け結果はこちら。 Gartner Magic Quadrant for x86 Server Virtualization Infrastru…
書こう書こうと思いつつ、今日まで書けていなかったのですが、VMware 社より「VMware vExpert 2012」を受賞させていただきました!カテゴリは "Evangelist" になります。 VMware vExpert 2012 受賞者リスト(WW:395, JPN:17)http://download3.vmware.com/co…
VMware vSphere 5 から、これまでの RHEL ベースの COS を持つ ESX ハイパーバイザーが無くなり、ESXi に一本化されたのはご存じの通りです。 ESXi は 5.0 で管理面も向上したので、大きな問題はそれほどないと思うのですが、残念ながら劣化してしまった点も…
前回 が好評だったこともあり、仮想化用サーバーで OS インストール前にチェックしておきたい BIOS 項目を挙げてみます。想定しているハイパーバイザーは、現行の Hyper-V 2.0 と VMware ESXi 5.0 です。*1 スクリーンショットは HP ProLiant サーバーのもの…
先日、「できるPRO VMware vSphere 5」という本をいただきました。3,000 円もする本をいただいてしまった恩もあり、少し感想を綴らせてください。 「できるシリーズ」なので初心者向けなのは拭えないのですが、私個人としては Step-by-Step ごとにスクリーン…
リリースノートにも載っている話ですが、、、VMware 社の KB や Forum は日本語化されていなかったり、機械翻訳が多く、英語の方が圧倒的に情報量が多いです。 設定項目やエラーメッセージなどを検索したい場合、下手に日本語化されたメッセージだと、うまい…
前回 に引き続き、「VMware Auto Deploy」をシンプルにする GUI フロントエンドの紹介です。 Image Builder & Auto Deploy Powerpack - Virtu-Al.Nethttp://www.virtu-al.net/featured-scripts/image-builder-auto-deploy-powerpack-2/ こちらは、有志の方が…
昨日 に引き続き、VMware vSphere 5 の便利ツールの紹介です。 「Auto Deploy」は、vSphere 5 新機能の中で目玉に近い機能です。トラブルと目も当てられない SAN Boot を使わずに、サーバーの内蔵ディスクレスにできますので、コストはもちろん障害ポイント…
久々に便利ツールの紹介です。ESXi では、次のようなホストの設定バックアップ&リストアコマンドが用意されています。 VMware vSphere CLI(Perlベース)vicfg-cfgbackup VMware vSphere PowerCLI(PowerShellベース)Get-VMHostFirmware, Set-VMHostFirmwa…
コマンドライン (CLI) で ESXi 5.0*1 ホストを操作する方法です。覚え書きとして残しておきます。 VMware vSphere CLI パッケージの入手 下記のいずれかを用意 VMware vSphere CLI (vCLI) 5.0 for Windows VMware vSphere CLI (vCLI) 5.0 for Linux VMware v…
SE として個人的にですが、私は Citrix PVS や VMware View Composer といった VDI のシングルイメージ技術はあまり好きではありません。これは、C:\Program Files や C:\Windows などが ReadOnly 状態になってしまうことで、VDI の魅力である「アプリケーシ…
前回、vCPU オーバーコミット*1 の際のハイパーバイザーの動きをハードウェアの視点からご紹介したのですが、私の師匠から「一般的には確かにフリーズは起きるが、現行の VMware ESX については独自の技術で緩和を試みている」とご連絡をいただきました。 VM…
前回 の記事が予想以上に好評だったこともあり、vCPU オーバーコミット*1 について、注意点をもう一つ書き残したいと思います。 仮想 SMP を使う時は vCPU オーバーコミットはできる限り避ける 仮想 SMP (vSMP) とは、仮想マシンに複数の vCPU を割り当てる…
VDI の案件に携わっていると、二大勢力である Citrix XenDesktop, VMware View に対して次のような認識を持っている方が多いと最近感じています。 「Citrix ICA は軽いけど、画質悪い」 「VMware PCoIP は高画質だけど、帯域使う」 簡潔に言うと、この認識は…
最近、インフラ系のプロダクトは HTTPS / XML を通信基盤に採用するものが増えてきました。 Microsoft 製品はまだ RPC も多いですが、VMware 製品ではファイアウォール・フレンドリな HTTPS が多く採用されています。HTTPS (443) は vSpehre Client の通信に…