VMware Auto Deploy を GUI 管理! - (1) VMware Auto Deploy GUI
昨日 に引き続き、VMware vSphere 5 の便利ツールの紹介です。
「Auto Deploy」は、vSphere 5 新機能の中で目玉に近い機能です。
トラブルと目も当てられない SAN Boot を使わずに、サーバーの内蔵ディスクレスにできますので、コストはもちろん障害ポイントの削減につながります。
同じ理由で、最近は USB や SD カードで内蔵ディスクレスにするユーザーが増えていますが、OS イメージのロールバックができるのは Auto Deploy 構成だけです。
Windows Server 8 では DHCP の冗長化も刷新されるので、今後は安全に使えそう。
ただ、以前 Auto Deploy を実際に設定した際には、イメージの管理がすべて PowerShell の CLI ベースで、敷居が高く感じました。
手順書を見ながらでも「何のために設定しているか分からない」状態に陥りやすく、管理の概念が非常に分かりにくいなぁ... という感じ。
こういった声は多いのか、VMware 社は先月 GUI フロントエンド(しかも流行りの vCenter 統合型!)を開発したみたいです。
VMware Auto Deploy GUI - VMware LABS
http://labs.vmware.com/flings/autodeploygui
私はまだ試してなく、同梱のマニュアルを読んだだけですが、本家だけあってうまい感じに仕上がってそうです。いつ本体に統合されてもおかしくない感じ。
AutoDeploy の GUI フロントエンドは、有志からもかなり直感的なツールが提供されています。次回 はそちらを紹介したいと思います。