仮想化でプリセールスしてるSEの一日

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Hyper-V の Dynamic Memory に対応のするゲスト OS

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Hyper-V 環境でメモリをオーバーコミットしたり、融通し合って有効利用できる非常に便利な Dynamic Memory ですが、忘れがちなのがサポートするゲスト OS です。


RTM まで公開されている Windows Server 2012*1Windows 8 を除くと、
下記のとおりになっています。


サーバー系は Service Pack に注意したいところですが、
クライアント系は エディションが限定されている ところにご注意ください。


つまり、Windows 7 Professional は非対応です。


Windows 7Hyper-V で使うとなると、
VDI になりますのでライセンスとしては VDA もしくは SA が必要です
したがって、自動的に Enterprise エディションを利用できることとなり、上記のエディション縛りの影響は受けません。

この反面、対応 OS を Professional に限定しているアプリも多くあります。
Windows のエディションは基本的に上位互換なので、このように下位のエディションで縛るのはちょっと勘弁して欲しいですね。


*1:現在は VLSC のみ