仮想化でプリセールスしてるSEの一日

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VMware vSphere Web Client を一時的に英語表示に切り替える

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「一時的に英語表示に切り替える」シリーズ


KB にもある内容ですが、
これまでせっかく書いてきたのでシリーズ化みたいな感じで書き留めておきます。


英語表記への切り替えは、エラーメッセージから解決を辿る際にグローバルの力を借りられます。
また、下記のように構築中に躓いてしまっても、英語表示なら発生しない、みたいなことも最近増えていますので、何かあった際は英語表示を試せるように方法を覚えておくとお得です。

vSphere Client で内部エラーが発生しました。
詳細:入力文字列の形式が正しくありません。

※ vSphere Client 5.1 の初期ビルドにおいて データストア作成 やライセンスキー適用画面で遭遇できます


VMware vSphere Web Client で表示言語を切り替える

vSphere Client と同様に、引数を加えるだけで変更できます。
ブラウザアプリで引数を渡すには Request.Form か URI.Query, Session/Cookie あたりですが、Web Client は URI クエリに対応しているので簡単です。

ログイン時の URL の最後に「?locale=en_US」を付けるだけ。

https://<Web Client Server>:9443/vsphere-client/?locale=en_US


日本語


URI クエリに「?locale=en_US」を付けると、、、

# は自動的に付与されます


簡単に英語表記にできます

VMware KB 1016403: Forcing a localized vSphere Client or vSphere Web Client installation to launch in a localized language/English
http://kb.vmware.com/kb/1016403

おまけ1


Web Client でアドレスバーが赤くなるのを消すには
SSL 証明書を正規 PKI のものに差し替える必要があります。
手順は下記の KB のとおりに進めることをお勧めします。

VMware KB 2034833: Implementing CA signed SSL certificates with vSphere 5.1
http://kb.vmware.com/kb/2034833

おまけ2


今回と似た話で、Web 上の PDF ファイルをリンクする際に「#page=ページ番号と最後につけると、ブラウザからアクセスする際に指定したページが開きます。プリセールス必携 Tips です。

例: http://www.vmware.com/.../vsphere-51-configuration-maximums_JA.pdf#page=5