vSphere 4.1 (Classic ESX / ESXi) で SSH リモートログインする手順
VMware 社の KB もアップデートされたということで、今後の記事で説明を割愛するためにも書き残しておきます。
ESX (Classic) 4.1 の場合
VMware KB 8375637 - Enabling root SSH login on an ESX host
http://kb.vmware.com/kb/8375637
基本的に上記のとおりなのですが、root で直接ログインしたい場合は
ハイパーバイザー乗っ取りなどのセキュリティリスクを理解した上で、
/etc/ssh/sshd_config ファイルの 39 行目にある「PermitRootLogin」の値を no → yes に変更してください。
[root@esx01 ~]# vi /etc/ssh/sshd_config
36 # Authentication: 37 38 #LoginGraceTime 2m 39 PermitRootLogin yes 40 #StrictModes yes 41 #MaxAuthTries 6 42 43 #RSAAuthentication yes 44 #PubkeyAuthentication yes 45 #AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
/etc/ssh/sshd_config の値を修正した場合は、sshd デーモンを再起動することを忘れずに。
[root@esx01 ~]# service sshd restart Stopping sshd: [ OK ] Starting sshd: [ OK ] [root@esx01 ~]#
ESXi 4.1 の場合
VMware KB 1017910 - Using Tech Support Mode in ESXi 4.1
http://kb.vmware.com/kb/1017910
ESXi 4.1 より、Tech Support Mode (TSM) は HP iLO といったローカルコンソール経由だけでなく、vSphere Client からも有効にできるようになり、SSH クライアントから簡単にアクセスできるようになりました。
TSM の SSH を有効にする(ESXi 4.1, ローカルコンソール経由)
TSM の SSH を有効にする(ESXi 4.1, vSphere Client 経由)
ちなみに ESXi 4.1 からは、
これらを設定すると vSphere Client 上で警告表示されるようになっています。