仮想化でプリセールスしてるSEの一日

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Windows Thin PC は 7/1 にリリース!

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以前、VDA が無償 or 半額になる とか、
CTP 版のスクリーンショットを紹介 した、
FAT PC をシンクライアント化して使う Microsoft の新 OS Windows Thin PC」(略称 WinTPC)ですが、リリースが 7/1 に決定したそうです。

Windows Thin PC RTMs! - Microsoft Windows for your Business Blog
http://windowsteamblog.com/windows/b/business/archive/2011/06/07/windows-thin-pc-rtms.aspx


CTP 版からフィードバックされた下記の機能が備わるそう様子。

  • Keyboard Filter:
    Ctrl-Alt-Delete を押した際に、接続元(WinTPC側)が反応するのを防ぐ。
  • International IMEs (Input Method Editor) support
    各国のキーボードと IME をサポート。
  • Key Management Server (KMS) / Multiple Activation Key (MAK)
    これは文字通り。
  • Forefront Endpoint Protection support
    Microsoft 製企業向けアンチウィルスソフト。CY11 Q3 で対応。
  • Citrix Receiver support
    Microsoft と Citrix は協業しているので、WinTPC 上で Citrix Receiver が問題なく動くことを保証します。


二番目の IME などは、これまで動きが怪しく、
開発側にフィードバックしたのですが、反映してもらえて良かったです。
実は、EWF/FBWF の GUI 化もお願いしたのですが、これは反映してもらえないようですね。うーん、力不足。。。


リリースされたら、より「シンクライアントらしく」使うための Tips とか記事にしようかと思ってます。

  • 起動時:
    WinTPC に自動ログオン
    エクスプローラシェルは無効にしてタスクバーやデスクトップアイコンは表示させない
    → 自動的に接続ツール (RDC or View Client or IE) が立ち上がる
  • 終了時:
    接続ツールを終了すると...
    →「接続ツールを再起動」「ログオフ」「シャットダウン」をダイアログ選択
  • 標準の「Windows 展開サービス」による大量展開:
    接続ツールのインストールや、接続先 IP などをあらかじめカスタマイズ
    → カスタマイズした WinTPC イメージをネットワーク経由で吸い上げ
    → 他の WinTPC 端末にネットワークインストール


あたりが出来たらシンクライアントっぽい感じで便利になりますかね?
こんな Tips いかがでしょう??