仮想化でプリセールスしてるSEの一日

VMware から Azure まで、インフラや仮想化の最新情報をベンダー色をできるだけ抑えて綴っていきます

次期 Hyper-V 3.0 で搭載されそうな新機能が流出!

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海外のブログで話題になっているのですが、
リークされた Windows 8 x64 に含まれていた「Hyper-V マネージャー」から、次期 Hyper-V 3.0 で予定されている機能が見えてきました。

Hyper-V 3.0 Confirmed for Windows 8 Client - Windows Now Blog
http://www.windows-now.com/blogs/robert/hyper-v-3-0-confirmed-for-windows-8-client.aspx


  • 仮想マシン > プロセッサ・メモリ関連
    • 5 個以上の vCPU 割当をサポート
    • NUMA ノード設計に応じた最適化が可能

  • 仮想マシン > ストレージ関連
    • Virtual FC-HBA (後述の仮想 SAN スイッチと連携?)
    • VHDX フォーマット (2TB 上限を撤廃する新しいデータファイル)

  • 仮想マシン > ネットワーク関連
    • 帯域制御 (しかも vNIC 単位)
    • 消費帯域モニタリング
    • Virtual Machine Queue (VMQ) や IPsec Task Offload 設定の GUI
    • DHCP Guard / Router Guard (許可されていない仮想マシンからは Drop

  • 仮想ネットワークスイッチ
    • 3rd Party Firewall などをアドオンするための API を提供
    • ネットワークのリソースプール

  • 仮想 SAN スイッチ
    • これは、完全に新しい技術ですね
    • ストレージのリソースプールもできる様子



もちろん、これらの機能が RTM 時にすべて搭載されるとは限りません。

しかし、コマンドラインPowerShell ではなく、既に GUI が出来上がっているということは確度高いと言えるでしょう。

Robert 氏から許可が下りましたら、
次回の記事で全スクリーンショットを載せたいと思います。


次期 Hyper-V 3.0 で搭載されそうな新機能のスクリーンショット18枚 (2011.6.22)