ESX のメンテナンスモードをコマンドから操作する方法
始めて1か月で既に更新が滞りがちですね、、、
仮想化大全 2011年版の執筆にあたり vSphere 4.1 を色々研究しましたので、ネタに使っていこうと思っています。
今日は、いじり過ぎておかしくなってしまった ESX 4.1 を修復する際に色々調べ回ったネタです。
VMware HA や FT など、ESX のクラスタを構成する必要がある場合や Update Manager でパッチを当てる場合、「Maintenance Mode」を利用することがあります。
メンテナンスモードへの移行・終了は、通常 vSphere Client で行います。しかし、何らかの理由でこの操作をコマンドライン (CLI) で行いたい場合は、root でサービスコンソールに入って次のコマンドで対応できるとのことです。
- 現在のモードを確認する(true or false)
vimsh -n -e "hostsvc/hostsummary" | grep inMaintenanceMode
- メンテナンスモードへ移行する
vimsh -n -e /hostsvc/maintenance_mode_enter
- メンテナンスモードを終了する(通常モードへ戻る)
vimsh -n -e /hostsvc/maintenance_mode_exit
といっても、ESX は本バージョンで開発終了 なんですけどね...
2012.02.10 追記
ESXi 5.0 環境でコマンドでメンテナンスモードに移行する方法は こちら
2012.11.30 追記
ESXi 5.1 環境でコマンドでメンテナンスモードに移行する方法は こちら