仮想化でプリセールスしてるSEの一日

VMware から Azure まで、インフラや仮想化の最新情報をベンダー色をできるだけ抑えて綴っていきます

vSphere 4.1 リリースよりも重要な VMware の発表 (1)

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昨日の記事 で、vSphere 4.1 よりも重要な発表があったと書きましたが、それはこちらです。


VMware社がvSphereのアーキテクチャを大幅に変更へ (virtualization.info)


下記機能の実装は今回の v4.1 が最後であり、来年リリースされるであろう vSphere の次期メジャーリリースには搭載されない ことを宣言し、移行を促しています。

  1. Service Console
  2. vCenter の Converter プラグイン
  3. vCenter 用の Guided Consolidation モジュール
  4. Update Manager (VUM) のゲストOSのアップデート機能
  5. Consolidated Backup (VCB)
  6. VMI 準仮想化インターフェース
  7. ESX Web Access
  8. UbuntuDebian 向けの Linux ゲストOSのカスタマイズ

移行プランとしては、 VMware 社が後継機能/製品を用意しているものもあれば 3rd Party 製品の購入を促しているものもあります。

私が仮想化の提案をしてきた中で、既存ユーザーが特にアクションを強いられそうなのは 1, 4, 5 だと思います。日本では Update Manager でゲストOSのパッチを当てている人はほとんどいないので 15 がクリティカルな問題になりそうです。続きは明日...